第2話 喪失
街に浮かれた人が多い季節ですね。
どうも特に浮かれる予定のない僕です。
令和初の12月です。クリスマスです。
クリスマスの思い出はこんな時期に記事を書いてる僕にもありますよ。
それは、「プレゼント風の箱を捨てた」という思い出です。
は?
って皆さん言うと思うのですが、詳しく話すと
『プレゼントを装った殻の箱に包装紙を巻いて、リボンをつけて相手はいないのに駅前で待ち合わせをしているフリをし、30分経ったのち、箱をゴミ箱に捨てるというものです。』
は?
って感じですよね。
これには何の得もありません。
あまりの無意味さに一度しか行ってません。
でも、楽しかったですよ。
実際に恋人や友達、家族と待ち合わせている人がいる中でただ立っているだけの自分。中身のないプレゼントという名のゴミを持っている自分。周りの人から憐みの目で見られていると思うと、「人って見た目だけで判断する愚かな生き物なんだな」ってことが再認識できて気分はよかったです。
こんな良い性格している僕が思うに、周囲と同じということに意味はないし、ぱっと見で他人を理解しようとするのはバカだということ。
もちろん、「あいつらはなんも分かってない。俺の方がお前のこと理解してやれる」なんて言うのはもってのほか。そんなこと言いつつ自分だけ楽しそうにしてて、俺のこと理解してるんじゃなかったのかよ。っていうか結構見当違いのこと言ってるぞ。って感じですね。
最近言われたんですよ。上記の戯言。
だからちょっとだけ愚痴りたかった。これ以上は暴言が飛び出そうなのでやめときます。
皆さんは楽しい年末を送って、2019年に未練を残さないようにしてくださいね。そして、明るい2020年にしましょう。
僕もそのうち明るい話題ができること目指します。
誰にあてるでもない自分だけのストーリー次回は何が読めるのか!!